2020年6月16日火曜日

paris 2019.2 ミュージカル『ロバと王女』



今日は2019年の備忘録。

去年の2月のパリは、
前にもお話ししましたが
久しぶりに二人で行きました。
それには理由が・・・。
買い付けだけなら私一人でもいいのですが、
シャンゼリゼにあるマリニー劇場にて
私の大好きな『Peau D'ane』(ロバと王女)の
ミュージカルが上演されていたので
絶対に二人で観に行きたくて!!

『ロバと王女』は言わずと知れた
シャルル・ペローの童話ですが、
1970年代にジャック・ドゥミ監督が
カトリーヌ・ドヌーヴ主演で
ミュージカル映画を製作しました。
そして、その音楽を手がけたのが
ミシェル・ルグラン。
この映画もとても好きなのですが、
やっぱりドゥミとルグランのコンビは
最高なんですよね。
とにかくこのミュージカルの上映と聞き、
ファンとしては行かなくては・・・・!!!

となりました。


今回のこのミュージカルは、
ミシェル・ルグランが音楽を担当しています。
残念ながら、、、
私がミュージカルを観た一週間前に
ルグランは亡くなってしまいました。
なので、本当に本当に、
最後の仕事を見ることができたということです。

偉大なるフランスの巨匠が
また一人いなくなってしまいました・・・。


さて、会場となっていた、マリニー劇場。
こちらは、1848年に建てられた
歴史ある劇場です。
オペラ座を建築したシャルル・ガルニエにより
作られたそうです。


劇場内はこんな感じ。
趣のある、重厚感を感じる素敵な劇場です。
優雅な気分になります。
予約していた席に案内されましたが
始まる前からそわそわドキドキ、、、
とにかく楽しみでした。


一階にはこんなバーがあり、
開演前にちょっと一休み。
シャンパンをいただきました。


そう!肝心なミュージカルのお話を。
もう、とにかく素晴らしい
夢のような時間でした。
ミュージカルの出演者の演技はもちろんですが
衣装、演出、そして音楽・・・。
もう何から何まで感動の嵐。
すみません、言葉では言い表せないんです。
とにかく興奮さめやらぬ夜でした。
パリまで観に行ってよかった〜!!!
(実はちょっと体調が悪かったのですが、
感動しすぎて吹っ飛んでしまいました(笑))

一生の宝物のような時間でした。
私はこの時の感動を感激を
ずーっと忘れたくないなって思っています。
そしてルグランに敬意と感謝を込めて
心からお礼を言いたいです。

映画版『Peau D'ane』(ロバと王女)も
とても好きです。
昔の映画ですが御伽の夢の世界、、、。
DVDが出ておりますので、
ご覧になってみてください。


0 件のコメント:

コメントを投稿