2012年1月8日日曜日
ヘリンボーン
毎年12月31日はお店の大掃除の日となっています。
一日で全てを綺麗にお掃除するというのは無理があるのですけれど、床のワックス掛けは必須です。
でも...今回は床用のオイルが足りなくなって中途半端に終わってしまったのですが(泣)
私たちがこのお店を作った時のこだわりに「床」がありました。
昔から外国の古い家などによく見られる「ヘリンボーン」の木の床に憧れを抱いていました。
そんなことをお店を作っていただいた空間デザイナーの方に相談したところ、床は面積も広いし、後で変えたくなってもなかなか変えられない、それに意外と目につくから気に入ったものにしたほうがいい..というアドバイスを受け、思い切ってこの床にしたのです。
今は、こういう感じに作られて切ってはめ込むだけのシート状の既成のものもあるみたいですが、カシータの床は職人さんに板を一枚一枚張って手作業で仕上げてもらいました。
板の幅、厚さ、それからヘリンボーンの角度などを調節しながら釘を打っていく、本当に気の遠くなるような作業だったと思います。
そのお陰で、理想通りの素晴らしい床ができました。
毎日この床の上を気分良く歩き、仕事しています。それに、やっぱり木の床は靴音がいいですね。
10年経ち、よく立ち歩くところは、板がしなりを効かせて「ミシミシ」というところも味わいがあり、好きです。
お客様が気持ちよく過ごしていただけるように、また床を張ってくれた職人さんへの感謝も込めて..毎月1回は必ずワックスを掛けて床に艶と栄養を与えています(^-^)
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