2012年2月8日水曜日

これ何でしょう?


午後のなんだかちょっとお腹が空いてくるこの時間...
今日は美味しいもののお話を(^-^)
クグロフのような...このケーキ、「ババ・オ・ラム」といいます。
日本でいうところの「サバラン」です。
ラム酒をたっぷりと浸したケーキです。お酒好きにはたまりませんね~。
...といっても私たち、ほとんど普段はお酒は飲まないのですが、
このケーキは好きでパリではよく食べます。
かなりラム酒が効いていて、ちょっぴり酔ってしまいます。

そういえば、日本の「サバラン」とは見た目もかなり違いますよね。
ちなみに、これはあるビストロでの食後のデザートで食べたものですが、
ブリオッシュのようなパンを半分に切ったものにラム酒がしみ込んでいる
という感じです。
お店によってまた違うのですが、大抵のカフェやビストロなどでは、
このスタイルで出てきます。
そうそう「ババ・オ・ラム」の「ババ」っていう言葉は、
そもそもロシア語からきているらしく、ロシア語で「老女」「おばあさん」
っていうらしいです。
....日本と同じ...っていうのが何だか面白いですよね。

ところで、このババ・オ・ラム、フランスではポピュラーなケーキみたいで、
ほとんどのケーキ屋さんやカフェなどあるんですよ。
以前にご紹介した「ストレー」というパティスリーでもババ・オ・ラムが
スぺシャリテとして置いてあります。


こちらは老舗「ストレー」のババ・オ・ラム。
かなりお酒の強い、大人のためのケーキです。
右は、ババ・オ・ラムをアレンジした人気商品の「アリ・ババ」というケーキ。
これは見た目が日本の「サバラン」に少し似てるかも(笑)
お酒を飲まない私たちが、なぜかやみつきになってしまっているケーキなんです (笑)

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